不安定な社会情勢が続く中、将来に不安を抱えている女性は少なくありません。実際、男女問わず大きな企業に入社したとしても、生涯安泰とはいえない時代になりました。そんな中、安定した生活を手に入れるために「手に職を持ちたい」と考える女性が増えている現状があります。

専門性の高い職業は需要が高く、年齢に関係なく働き続けることができます。特に女性は、結婚・妊娠・出産・子育てとライフスタイルが変わりやすいため、いつでも働き始められる資格を持っておきたいものです。そこで今回は、手に職を持ちたい女性に最適な資格をいくつかご紹介します。

まずは医療事務です。必須資格はないものの、医療事務系の資格である医療事務管理士技能認定試験や、医療事務認定実務者といった資格を取得しておくと、仕事に就きやすくなります。基本的に医療事務は体力を使わないため、年齢に関係なく続けられるでしょう。また、調剤薬局事務もおすすめです。必須資格はないものの、調剤報酬請求事務専門士や、調剤薬局事務検定などの資格があるため、こちらも取得しておくと有利に働きます。

また、ドラッグストアなどで薬の説明やアドバイスができる、登録販売者も狙い目の資格です。先に述べた調剤薬局事務よりも専門性が高いため、需要があり給与も高い傾向にあります。そのほか、高齢化社会が進む中、人手不足が叫ばれる介護職も将来的に需要が高まることが見込まれます。中でも専門性の高い国家資格、介護福祉士の資格を持っておくと、どこでも人材として重宝されます。美容関連の資格が欲しいのなら、ネイリストやエステティシャンなどが挙げられます。スキルを身につければ、ゆくゆく開業・独立することも可能です。

ぜひ自分の「好き」を探して、興味関心がある分野を見つけて、手に職となる資格を取得してみてください。資格の選択が自分にぴったりハマれば、安定と充実した日々を実現することができるはずです。